STORY

海とつながる
スローライフ

海とつながるスローライフ

海と山に挟まれ、自然が豊かな「葉山」。サーフィンやシュノーケリング、ハイキングなどのアクティビティを楽しむ観光客も多く、町自体は古い民家が立ち並び、どこかのんびりで落ち着いた時間が流れている。ここに住み始めてからは、自然と触れ合うのがもはや生活の一部となっている。午前中は居心地の良い自宅で家族と共に時間を過ごし、午後は妻と共にスキンダイビングをするのが休日の過ごし方。何も特別なことをせず、いつも通りに楽しむことが私のライフスタイルのテーマだ。

 

自分にフィットする
働き方

自分にフィットする働き方

葉山に移住して2年。普段はフリーランスのファッションコンサルタントとして働いている。元々は都内で働く日々を過ごしていたが、自分の仕事と趣味を両立したいがゆえに、この土地を選んだ。
リビング奥のスペースはオフィスも兼ねた作業場になっている。生地サンプルや過去のアーカイブなどが場所をとる分、整理整頓は欠かせない。仕事道具に囲まれるなか、窓から入ってくる太陽の光を見ると、自然とパワーがみなぎってくる。

  • 窓から入ってくる太陽の光を見ると、自然とパワーがみなぎってくる
  • 洋服を作る生地や糸を選ぶ

洋服を作る生地や糸を選び、パターンを起こしたら、裁断、縫製とすべて自らが行い、形にしていく。世の中のオートマティックで効率的に生産される洋服とは異なり、ハンドメイドは機械では伝えることのできないストーリーや着心地を生み出すことができる。頭の中のアイデアを実際に形にしたときの喜びや達成感は、この先も変わらないだろう。

  • サーフボード
  • 海でのアクティビティは自分のライフスタイルを形成する大切なピース


ファッションと同じくらい、海でのアクティビティは自分のライフスタイルを形成する大切なピース。特別な打ち合わせなどが入っていなければ、天気と波の様子を見て、時間が許す限り海で過ごす生活を送っている。

愛犬のヒースと遊ぶ

午前中の作業を終えて一段落したところで、愛犬のヒースと遊びながら癒される。いまだに人見知りが激しいヒースは、マイペースなところが自分と似ていて、ついつい甘やかしてしまう。

 

海へと向かう準備

SHIMANOの「ドライロールアップポーチ」 SHIMANOの「ドライロールアップポーチ」 SHIMANOの「ドライロールアップポーチ」

今日はあいにくの雨のち曇り。午後から天気が徐々に回復するとの予報に期待し、スキンダイビングの準備を始める。海に向かうときはできるだけミニマムな装備を心がけている。家からウエットスーツに着替えて向かうことができるのは、地元民の特権かもしれない。
知り合いの釣り人から教えてもらったSHIMANOの「ドライロールアップポーチ」に、財布や携帯、お気に入りのフィルムカメラなど、必要最低限の小物を収納していく。簡易防水かつ透湿機能のある生地を採用しているため、濡れたものを入れても中身が蒸れないのもお気に入りのポイントだ。

 

海を感じる景色や
街並み

  • 景色
  • 景色

景色

海へ向かう途中には、海岸に抜ける緑道や白壁の古いバス停など、海沿いの町ならではのノスタルジックな風景を見ることができる。風情を感じながら街を通り過ぎ、バイクで10分ほど走り抜けると、いつもの潜水ポイントへ到着する。天気予報通りに雨も弱まり、雲の隙間から太陽の日差しが海に差し込み、水面を煌めかせている。

  • 潜水準備
  • 潜水ツール

潜水スーツを着る

潮風を感じながらストレッチは入念に。天気が良い日は海底が見えるほど透き通っているが、雨で海が濁っていても、案外潜ってみると小魚や貝を発見することができる。
静かな海で、地元の漁船がゆらゆらと浮かぶのどかな海岸の景色は不思議と安心感を与えてくれる。

 

海のパワーを
心身ともに受け取る

  • 海を泳ぐ
  • 海でのコミュニケーション

酸素ボンベやレギュレーターを使用せず、最低限の装備だけで楽しめるスキンダイビング。スキューバーダイビングと違い、水中を身軽に動き回ることができるのも良い。
深呼吸をして水中へと潜ると、そこは無音の世界。自分の呼吸音だけが耳に返ってくるため、まるで瞑想しているかのような感覚に陥る。どこまでも続く海の世界は、地上とは違う独特の時間が流れていて、ついつい長い間潜ってしまうことも。

まだ見ぬ海の景色を観察したいと始めたスキンダイビングだが、回数を重ねていくうちに、海へ潜ることで自然の力を貰いにきているような感覚になってくる。
妻と一緒にアクティビティを楽しみ、心も身体もリフレッシュできる最高のパワースポットが、この葉山の海なのかもしれない。

葉山町