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父と子を
繋ぐアイテム

父と子を繋ぐアイテム

親子水入らずでのキャンプは、久しぶりに息子とのコミュニケーションを楽しめた有意義なものだった。互いの表情がだんだんと和らいでいくのを目の当たりにして、自然のパワーを再認識できた時間でもあった。そんな充実した親子キャンプを支えてくれた愛用品にも、私ならではのこだわりがあったりする。

  • クーラーボックス
  • クーラーボックス

 

自分らしい道具を選ぶ

自分らしい道具を選ぶ

ここ何年かのアウトドアブームにより数多くのキャンプ用品が登場する中で、自分らしいアイテムを手に入れた時は喜びも大きいだろう。私自身はというと、なるべくカラーを揃え、サイトに統一感を持たせるのがこだわり。さらにブランドやジャンルを問わず、これはキャンプで使えるなと思ったら積極的に取り入れることで、流行りに左右されない自分らしいスタイルを楽しめると考えている。あくまでデザインと実用性のバランスが良いモノを長く使っていきたい。
今回息子とのキャンプで特に活躍したのは「ICEBOX」。元々クーラーボックスは何種類か持っていたのだが、行きつけのアウトドアショップでたまたま出会ったコイツに一目惚れしてしまった。

釣り具メーカーSHIMANOの頑丈さ

サンドベージュのカラーは、私のギアとも相性抜群。国内でも指折りの釣り具メーカーSHIMANOの技術が詰め込まれた保冷力と頑丈かつ精巧な作りは、多くのアングラーからもお墨付きだ。
特にお気に入りなのはデザインや保冷力だけではなく、高い汎用性。蓋の上がフラットな形状のため、食材を切ったりするキッチンテーブルとして活躍してくれる。できるだけ荷物を厳選したい私にとって、一人二役的な使い方ができるアイテムは頼もしい。

人が座ったり、踏み台にしても壊れないタフな設計

人が座ったり、踏み台にしても壊れないタフな設計もアウトドアで使用するには最適。使い込んでいくうちにどんどん愛着が湧くクーラーをチェア代わりに、息子は川でギターを鳴らし上機嫌。

クーラーの使い方にも
こだわりを

クーラーの使い方

気になる晩ご飯のメニューをチェックしようと、クーラーの中身を興味津々に覗く息子に「使い方知ってる?」と聞いてみた。お気に入りの道具の使い方なら、聞かれなくてもこちらから教えたくなってしまう。

保冷力を最大限発揮

優れたギアでも使い方によっては機能が半減してしまうこともあるため、正しく使用することが大切。
基本的にクーラーボックスは直接地面に置かず、スタンドやミニテーブルの上に置くようにしている。そうすることで本体を地熱から守り、保冷力を最大限発揮させることができる。

高い保冷力をキープ

道中、息子から「氷は買わなくていいの?」との質問があった。私はいつも保冷剤を使っている。毎回重たい氷を買う必要もなく、普段は家の冷蔵庫に保管できるからだ。さらに保冷剤の配置にも気を配ればより高い保冷力をキープできる。美味しいご飯を楽しむためには、知恵や前準備も大事になってくる。

子供へ残すモノと想い

料理や洗い物を運ぶのに役立つトレー

持ってきた食材を全て使い終わってもなお、このクーラーはまだまだ出番がある。蓋ごと着脱できるため、料理や洗い物を運ぶのに役立つトレーとしても活躍してくれる。プロダクトのデザインを活かしながら、ちょっとした工夫で便利な使い方を思いついたりすると嬉しくなるのは私だけだろうか。

息子に引き継ぎたいと思わせてくれるアイテム

今日に至るまで数多くのフィールドで活躍してきてくれた私の愛用品たち。そんな中でも息子に引き継ぎたいと思わせてくれるアイテムは多くない。
クーラーボックスはキャンプに限らず、幅広いアクティビティやレジャーシーンで使っていけるアイテムだ。将来は息子がこのクーラーを使って、私の未来の孫とキャンプをしている。そんなロマンに憧れつつも、自分自身が改めてこのクーラーを気に入ってしまったゆえ、現役キャンパーを退く日はまだまだ先な気がする。